2021.04.12
奥蓼科便り
チャツボミゴケが見頃を迎えています
強酸性の渋川とチャツボミゴケ
あまり知られていませんが、生息地が限定されるチャツボミゴケが現在奥蓼科で見頃を迎えています。
奥蓼科を流れる渋川の水が強酸性なので、季節を問わずチャツボミゴケは生息していますが、やはりきれいに見える時季はあるのです。
苔好きにはたまらないロケーション。
この近辺のコケくらぶの仲間で定期的に苔の勉強会も催されているほど。
当館の館主も実は最近仲間入りをいたしました。
訪れた人限定でご案内していますが、明治温泉の裏には「苔の森」と称される
見事な苔の世界が広がっております。
130万年前の八ヶ岳の噴火の岩石が現存する当館周辺は、ありのままの自然そのもの。
苔の森はごく短いルートの中でも所々で空気感が変わります。
館主がガイドする中で、お客さまにもその変化を味わっていただいています。
館主がコケくらぶに仲間入りしたのは、
苔の見事なグリーンに感動しているから、
苔に囲まれて生活しているからこそ苔に詳しくなりたい、
いろんなところにへばりついて生えてくるいじらしさに萌える・・・
という想いからです。
梅雨の時季になると苔がはがれてしまうので、今が旬！のチャツボミゴケ。
ぜひ美しさに感動して、苔の世界を楽しんでください。
スタッフ一同皆様のお越しを心よりお待ちしております。
