お父さんが本当に嬉しいこと、実はコレなんです
「ねー、お母さん、お父さんに父の日に何が欲しいか聞いてくれたー?」
「んー?あー、聞いたけど別にないって言われちゃった。」
「えー?困るなー。何もあげないってわけにはいかないのに。」
「ものよりたまには顔を見せてくれた方が嬉しいんじゃないの?
いつもプレゼントを宅急便で送ってくるだけでしょう。
結構、寂しそうな顔してるのよ?」
「んー、子供生まれてからこっちも忙しいからさー。まぁ、でも確かに
ここ何年も帰ってないからねー。」
「そうよ。父の日じゃなくてもいいからみんなの元気な顔を見れたら
それでいいんじゃないかしら?お母さんだってみんなに会いたいわよ。」
「んー…、そうか、まぁ、そうね。じゃあちょっと旦那に相談してみる。」
「あら、旦那さんだってお父さんなんだから、一緒にお疲れさまって
伝えてあげてもいいんじゃないかしら?」
「え?あー、確かに。考えもしなかったな。えー、じゃあ、旦那にも内緒で
サプライズにしなきゃだね。」
「大袈裟にやらなくてもいいとは思うけど。でも、嬉しいかもね。」
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こんにちは。
長野県奥蓼科温泉郷の山の宿明治温泉です。
次の日曜日は父の日ですね。
父の日にまつわる某有名企業の調査で、面白いデータがありました。
父の日にお父さんが一番欲しいものは「家族との食事時間」。
これがアンケート回答者の3割以上を占めた堂々の1位の回答で、
さらに、父の日の過ごし方では
「家族と過ごしたい」という回答は半数以上だったそうです。
それに対して実際にしてもらったことは、
「プレゼントをもらった」が半数以上。
さらに、プレゼントでは何が欲しいかという質問に対しては
「ものはいらない」という回答が半数近くだったそうです。
世の中のお父さんは
父の日は「感謝の気持ちを伝えてもらう日」と考え、
本当に望んでいることの傾向はどうも似ているようですね。
さて、
なぜお父さんは家族との時間を大切にしたいのでしょう。
ものより家族との食事時間なのでしょう。
ほとんどのご家庭では、お父さんが主たる働き手であるでしょうから
まず普段、ご家族との時間が持てていないことが考えられますよね。
そしてなにより、一生懸命働く理由が「家族のため」だからでしょう。
せめて一年に一度の父の日は感謝の気持ちを伝えて欲しい、というのが
本音なのかもしれませんね。
ではそれに対し、家族はなぜプレゼントすることを選ぶのでしょう。
お子様の立場で、離れて住んでいる場合はそもそも顔を出すことが難しいという
ご事情もあるでしょう。
ただ、もし本当にお父さんが望む「家族で食事をする」ことを考えるなら
例えば電話やビデオ通話する、昨今で言えばzoom飲み会のような形式でも
きっとやろうと思えばできるのではないかと思います。
ご家族側が引っかかっているのは、きっとそういった手段の問題ではない
かもしれません。
一口にお父さんといっても、もちろんいろいろなタイプの人がいます。
その中でもよく耳にしたり、実際に明治温泉のお客様で目にするのは
お父さんが無口なタイプの人です。
つまり、ご家族からは
「お父さんあまりしゃべらないから、何を話していいかわからない」
と思われている可能性が高いのではないか、ということ。
冒頭でご紹介したアンケート結果は、
まさに当人であるお父さんとご家族との意識のギャップが顕著に出ている
結果だと感じたのです。
ご家族での時間を持ちつつ、食事だけにしてしまうことで
「会話・コミュニケーション」に対するご家族側の心理的ハードルが
上がってしまうのかもしれない…?
もしそうであれば、
食事以外の時間も共有してみてはいかがでしょう。
おすすめなのは移動など負担にならない先での温泉です。
特に、息子さんとお父さんという関係では、お互いに無口タイプだったり、
親子では会話しないなど、いろいろあるようです。
ふたりきりで温泉でリラックスしながら、お父さんの背中を流してあげるとか。
特に会話はなくても、ただゆっくり一緒に温泉につかる。
たったそれだけのことですが、そんなときに
「あれ?親父、こんなに小さかったっけ?」
と、子供の時一緒に入浴していた頃のお父さんとは変わっている姿に
気付くかもしれません。
それは、仮に相手が義理のお父さんであってもきっと変わらないのでは
ないでしょうか。
そして自分自身もお父さんになっているからこそ、家族のために一生懸命な
お父さんを見て、今だからわかることというのもあるかもしれませんね。
男同士の裸の付き合いというのは
言葉はなくても不思議と親近感を与え、絆を深めることにつながるようです。
そして温泉の後はもちろんお食事へ。
奥様やお嬢様と合流して、一緒にお酒を楽しむのもいいですよね。
ここは、モダンな高級感より、どこか懐かしいと感じるような
お父さんが居心地良いと感じる場所をぜひセレクトしてあげてください。
ご自宅でのお食事も、もちろんかけがえのない家族の時間に間違いないですが、
お互いが気兼ねなく、よりリラックスして過ごすことを考えるのであれば
温泉とお食事を共にすることで、場と体験の特別感もプラスされるので
きっといつまでも忘れられない記憶になっていくのではないかと思います。
父の日。
毎年のことではありますが、感謝の気持ちをなにかしらの形で伝えるなら
やはり「喜んでくれるといいな」と思うと思います。
お父さんも、ご家族の気持ちが伝わってきたのなら、
照れ臭いかもしれませんが、ぜひ
「ありがとう」
の一言だけでもご家族に伝えられたらいいな、なんてことを思います。
父の日には間に合わなくても、もしこれから
お父さんに、
もしくはご両親に、
もしかしたらお子様ご夫婦と一緒に…、
とお考えであれば
初めて訪れた方でも「なぜか懐かしくてすごく落ち着く」とご好評いただく
明治温泉へ。
3つの温度の浴槽がある珍しいタイプの温泉、源泉は約24℃の希少な鉄炭酸泉。
「明らかに治る」が命名由来の温泉は、その泉質の良さに驚かれ、
お食事のプランは通常コースでは3種類をご用意。
旬のお野菜中心の、だしの旨味にこだわった優しいお味の和食、
なにより、太古からの大自然がそのまま現存する奥蓼科の景観と空気感を
到着された瞬間から目の当たりにし、
ご出発の頃にはお客様それぞれの「変化」をご体感いただいております。
余計なものはなにもない、そんな贅沢な環境だからこそ、
ご家族と過ごす時間には最適な環境といえるかもしれません。
宿泊のご予約はこちら
ぜひ、素敵なご家族の時間をお過ごしください。
スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしております。