2022.05.20 奥蓼科便り

今できることは今しかできないこと

特別な日は特別な場所へ 特別な日は特別な場所へ

「ねーねーお母さん、お父さんって、なにか欲しい物ありそう?」
 
「え?なに、急に」
 
「急じゃないよ、もうすぐ父の日じゃん?」
 
「あぁ~…、忘れてたわ」
 
「お父さん、これといった趣味もないから毎年結構悩むんだよね」
 
「そうねー、でもわざわざプレゼントとかなくても、遊びに来てくれるだけで嬉しそうだけどね」
 
「それもわかるんだけど、それじゃいつもやってることだし。むしろこっちがご飯ごちそうになっちゃてるでしょ」
 
「ふふふ、それは全然いいんだけどね」
 
「あ、そうか。別の場所に一緒に行けばいいのか。ご招待って感じで。もちろんお母さんも一緒に」
 
「えー?嬉しいけどなんだか悪いわね。お母さんは母の日にお花もらっちゃってるのに」
 
「うん、でも母の日も毎年お花だしね。来年から母の日も父の日もまとめて旅行にご招待でもいいかもね!」
 
「まぁ、次は来年っていうのもだんだんわからなくなるから」
 
「だから元気なうちにでしょ!そうだよね、元気じゃなきゃ旅行も行けないんだよ?」
 
「そうね。お父さんに話してみたら?お父さん、出かけるのは嫌いじゃないから」
 
「うん、おっけー。旦那とも相談してみるわ」
 
「うん、まぁ、無理のないようにでいいからね」
 
「えー?っていうか私が行きたくなったし(笑)」
 
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こんにちは。
長野県奥蓼科温泉郷の山の宿明治温泉です。
 
来月は父の日。
母の日はプレゼントに困ったらお花が無難ですが、お父さんに花は…?
と、迷ってしまう方は少なくないのではないでしょうか。
 
日頃から行き来があれば、普段から感謝の気持ちは伝えられている、
だからあえて母の日や父の日だからって特別なことはしない、
そんな人も一定数いるようですし、
みんながみんな、何かプレゼントしているのかいえばそうでもないようで、
 
毎年のことながらではありますが、普段は疎遠でも
プレゼントを贈る→お礼の連絡が来る
これが元気にしているかの確認になっている、
実は重要な安否確認の手段になっている、なんて場合もあるかもしれません。
 
若い時はお互い特に何も感じていない、意識もしていないかもしれませんが
年齢を重ねてくると
「元気なうちに親孝行をしたい」
「育ててもらった感謝の気持ちを伝えておきたい」
と、自然に思うようになるから不思議です。
 
それは、例えば
自分が病気やケガをした、
身近な人が入院した、
知り合いで急に亡くなった、
など、きっかけになることが増えてくるからかもしれません。
 
切ないのは、
なんとなく機会を逃していて、
いざ親孝行に旅行に連れて行こうと誘った時には
お父さまやお母さまが
足腰が弱ってしまい、
病気になってしまい、
出かけるのが難しくなってしまっていた、というような時ですね。
 
「もっと早く計画すればよかった」
そう思っても、もうかなわなくなってしまったのならどうしようもありません。
 
よくあることですが、
ご両親ともに元気で、誘えばいつでも旅行できた時にはすぐに計画せず、
もう行けないとなってしまった時に
「やらなかった」ことに対して、とても大きな後悔の気持ちが出てきます。
 
どうにもできないことがわかったとき、
どうにも手に入らないとわかったとき、
 
それが
できたのにやらなかったから
手に入れられるチャンスはあったのに行動しなかったから
 
自分でどうにかできたのにやらなかったことが招いた結果だった…
これほど悔しい気持ちになることはないでしょう。
 
実際に過去にそのような体験があると、
「もう後悔したくないから」
今できることはすぐにやるように意識するようになった経験のひとつやふたつ、
だれにでもあるのではないでしょうか。
 
それでも時々はやはり先延ばしにしてしまうことも。
 
日常の中では、なにかきっかけがないとなかなか常時意識していることは
難しいですよね。
 
そういう意味では
母の日や父の日、子供の日、敬老の日、
など
日常の中にポイントがあることで、
 
後悔しないように
先延ばししないように
意識する「きっかけ」になりますから、
 
年にたった一度の機会は、やはり大切にしたいですね。
 
プレゼントももちろん嬉しいのですが、
記憶に残るのはやはり体験。
 
体験には「嬉しい」「楽しい」「満たされる」「幸せ」「ホッとする」などの
感情が必ず伴うので、
いつまでも“大切な思い出”として、記憶に刻まれます。
 
そして、思い出は時と共に、
ネガティブな感情は薄れ、
ポジティブな感情だけが残るからこれも不思議です。
 
ご両親と、
もしくは、ご両親がすでにお亡くなりになられている場合は、
思い出し偲ぶ日にする
そんな思い出作りはいかがでしょう。
 
近代的で便利な場所での旅行もいいですが、
ご両親が元気な今だから、あえて昔を思い出すようなきれいな空気の大自然の中へ。
 
静かで何もないからこそ、ゆっくり歩きながら
さわやかな風や木漏れ日、滝の水の音に触れる、
 
ご両親の昔話を聞いてみるなど、
普段は触れないことを話題にしながら会話に花を咲かせる、
もちろん食事とお酒をお供に、
 
あえて大浴場しかない場所で、
一緒に温泉で温まり背中を流し合う、
 
何気ない一コマ一コマが
「ちょっと特別な場所」というだけで、なんだかとても
特別なことをしているように感じられます。
 
いつもよりちょっぴりおしゃれもして。
年に一度の特別な日に、そんな旅行をプレゼント。
 
明治温泉は、標高1500mに位置する秘湯の一軒宿ですが、
直近の中央道諏訪インターからは車で約30分ほどのアクセスの良さと、
 
テレビCMで起用されたり、有名画家の絵画のモチーフにもなったことで
有名になった御射鹿池(みしゃかいけ)や
 
宿のすぐ眼下には、おしどり隠しの滝があるなど、
ロケーションの魅力はさることながら
 
「明らかに治る」が命名由来でもある希少な鉄炭酸泉、
温泉、ぬる湯、源泉(冷泉)の3つの浴槽での温冷交互浴、
 
地元食材とだしの旨味にこだわったお野菜中心の和食、
 
130年以上の歴史がありますので、
味わいのある建物でご不便をおかけする部分はございますが、
 
それが気にならないほどの、いろんな意味での「ギャップ」に驚かれ
初めて来たのにこんなに落ち着いて懐かしい感覚になれる場所はなかなかない、と
お喜びいただき、私共もお客様の笑顔にとても嬉しい気持ちでいっぱいになります。
 
人生の思い出の1ページに…、秘境の奥蓼科はいかがでしょう。
 
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