神の使いだって美味しい旬の食材が食べたいのです。そりゃあ、人間だって…
天然記念物に指定されているニホンカモシカ
先日、雨が降る中、天然記念物に指定されている野生のニホンカモシカが遊びに来て、
ツツジや
オオヤマレンゲなどの
新芽を次々に食べ尽くしていきました。
その様子が、ロビーからはっきり見える見えるほど建物に近づいてきていましたが、
これほど近くまで来るのは稀。
「あーあ」
と思いつつ、新芽の、柔らかく栄養たっぷりな一番おいしいところが食べ放題となれば
「神の使いも美味しいものが食べたいのねー」
と納得。
それは人間も同じで、昔は今ほど多種多様な種類の食材が取り揃えられませんでしたので、
その季節にしか採れない旬の食材をいただいてきたわけです。
でもそれが自然の法則に従った生き方で、体はもちろん、心もいつもベストな状態を
保てていました。
縄文時代までは、人間も、五感も何もかもが開き切っていて、あまり大きな声では
言えませんが、宇宙とつながって交信できるのが当たり前だったという話も聞きます。
言葉はなくてもテレパシーで伝え合えたのですね。
実は現代社会あっても、それが本当に本来人間が持っている力だと
感じられることがあります。
それが、直接言葉にしなくても、表情、目の動き、しぐさ、姿勢…など、
その人が醸し出す雰囲気です。
誰であっても与えられる印象がかなり変わることを体験されていると思います。
にっこりしてくれて安心した、
目を細めたから嬉しさや優しさが伝わった、
目を逸らされて不安になった、
スマホをいじりだしたから興味がないのがわかった、
姿勢を正したから真剣に聞いてくれているのがわかった、
とか。
それが、例えば講演会やコンサートなどであればさらにはっきり体感できます。
なんかあの人の話し方好きだな
あの人はつまらなさそうに喋るな、
熱いパフォーマンスで感動した、
とか。
それがまさに、言葉ではなく
「人を感化する力」
です。
人間は本来だれでも生まれながらに持っている力なのです。
人により、強い、弱い、トレーニングして強化した、
など差はありますが、人が人に自然に影響を与え合うのであれば、
できれば良い影響を与えて相手を感化させて生きていきたいですよね。
その人間が本来持っている力は、環境によっても開く、閉じるは大きく左右されます。
縄文人の状態がマックスだとしたら、やはり近い環境に身を置きたいもの。
つまり大自然の中です。
特に女性は本来感受性の力が強く与える力も強いのですが、
近年、ストレスの影響が体にも出てしまっていている方が急増中。
だから、
自分をリセットしたい、
強いストレスから解放されたい、
という声が増えているのですが、その根底にあるのは五感も含め人間本来が持っている
力を発揮できない生き方をしているから、心も体も悲鳴をあげているのです。
その中で注目をあびるようになったのが、リトリート、ヨガ、セラピー、など。
そして先生方がこだわるのが、やはり場所。
大自然、水の流れ、温泉があればなおいい…
そんな様々な条件を満たすのが実は明治温泉。
明治温泉がある茅野市が縄文時代の遺跡が残っていて、特に奥蓼科温泉郷は
紀元前からの自然が現存している場所ですから、これほど適した環境は実は他には
ないのです。
リトリートなどのイベントへの参加でなくても、
心や体のリセットとか、特に意識して来られていなくても、
明治温泉周辺のロケーションや、素朴な和室、眼下にあるおしどり隠しの滝の音、
希少な鉄炭酸泉、地元の厳選食材にこだわりの食事、
そして、程よい距離感で安心と楽しさを感じるスタッフの接客、
これだけで、時の流れを忘れ、落ち着いて過ごせて、気付いたら元気になって
喜んで帰路についていただいています。
季節によってまったく違う景色が楽しめるのも大自然の中だからこそ。
現代では、便利さ、人間の生活を優先させてきた結果、
自然の法則に従っていない部分が相当増えてしまいました。
例えば、いまやほとんどのお野菜が一年中出回っていて、特ににんじんなんかは
大きさは違えどいつもきれいな形で取り揃えられています。
「一体旬はいつなの？」
と、気にすることもないくらい。
食べ比べても、旬かそうでないかの味の違いを感じられなくなってしまっています。
明治温泉で提供するお食事は、地元厳選食材でなるべく旬なものにこだわっています。
天然記念物に指定されている希少なニホンカモシカが、新芽を美味しそうに
食べている姿に、改めて自然の法則に従って生きる大切さを教えていただきました。
これから本格的な夏到来。
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皆様にお会いできるのを、スタッフ一同心よりお待ちしております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
