【隣のご夫婦が妙に元気になって帰って来る理由 その3】
霧の明治温泉
「お隣のご夫婦、また出かけたわ！って思ったら、別々に帰ってきたわ。一緒に出掛けたんじゃなかったのかしら」
「なんか、別々の場所に出かけてビデオ通話しながらお互いがいる場所をシェアし合ってたんだって！行動はおひとりさまだけど、全然寂しくなかったって。面白そうだよね！うちもやってみる？」
コロナのおかげで世の中は空前のおひとりさまブーム。
もともとひとり行動の方が楽でいいと思っていた、という人にとっては、時代の流れがついてきた感覚で嬉しいですね。
このお隣のご夫婦のように、ひとりの時間も、一緒の時間も共有できるのもなかなか素敵ではありませんか？
東日本と西日本など、まったく正反対の方角へ行ってみたら、驚きの発見に出会えるでしょう。
晴れている景色と大雨の景色とか、
冬は特に、雪と氷の世界か常夏の世界か、
など。
ここまで極端だと、行く方向でケンカになりそうですけど（笑）。
さて、当館にもおひとりさまでお越しいただくお客様が増えてきました。
おひとりさまって、やったことがない人にとってはたとえ近場であっても結構な冒険ではないでしょうか。
行き先を決めるのも、
出発時間も、
どこで休憩するのかも、
どこでご飯を食べるのかも、
どこで泊まるのかも、
どんな過ごし方をするのかも、
だれと出会うのかも・・・
旅先で会って意気投合、
そんな奇跡的な出会いに恵まれたら本当にラッキーですね。
だれかと一緒だったら、わざわざ知らない人と話すことって極端に減ると思いませんか？
だれかと一緒だったら、入る店も訪れる場所を決めるのにも結構気を遣う・・・。
もちろんそれがいい人もいると思いますし、決めてもらってラク、という人もいるでしょう。
しかし、おひとりさまの場合は、決めるのはすべて自分。
これがなかなか・・・、結構ドキドキしませんか？
ひとりカフェで自分時間を楽しむ人がカッコよく見えても、自分ではやったことがない。
一人旅でチャレンジしようとして、
どこのお店にしようかググりまくって、
やっとの思いで決めて行ってみたら臨時休業、とか。
そのときはハプニングで焦りまくるのですが、
後から思い出してすごくワクワクした気持ちや充実感を味わえたり。
そう、おひとりさま旅の醍醐味はなんといっても冒険でしょう。
せっかく来たのだから楽しみ尽くしたい！
美味しいものだって食べまくりたい！
そんな「今しかできないこと」が目の前で広がりまくっていたら、
それはやるしかないですよね。
なにもせずに帰宅なんて選択はあり得ないわけです。
この体験、旅じゃなくても日常でもできるのです。
今、この瞬間に集中していたら、
今、目の前に起こっていることに全力で取り組む。
そうやって、一瞬、一瞬を大切にして、
一日、一日を大切に生きていったら、
人生ってものすごく充実すると思いませんか？
日常が毎日冒険の連続なんです、実は。
そうやって日々の生活を大切に生きていたら、
次に出かけたときはもっともっと楽しもうって思って、
じゃあ、さらに楽しむにはどうしたらいい？って考えるようにもなって、
おひとりさまを全力で楽しむ冒険体験を味わう。
こんなふうに、小さな成功体験をいくつもいくつも積み重ねてみてください。
自分の人生、こんなに素晴らしかったんだ！って気づくはずです。
ときどき出てくる隣の夫婦は、パートナーと一緒にそんな人生を楽しんでいるのです。
一緒にいる時間も、自分の時間も大切にできる。
そんな関係、素敵ですね。
明治温泉は、以前はシニア世代のご夫婦でのご利用が多かったのですが、
最近は日帰り温泉も、ランチも、宿泊も、
いろんな世代のお客様にお越しいただきます。
ソーシャルディスタンスを維持しながら宿のスタッフと言葉を交わし、
お互いが笑顔になれる。
希少な冷炭酸泉の温泉の温冷交互浴で体の芯から温まり、メタケイ酸が豊富なので美肌になり、長野県の厳選食材にこだわったお料理とお酒でゆっくりおくつろぎいただく。
眼下にはおしどり隠しの滝があるので、ザーザーという音で心が驚くほど静まっていくのを感じてください。
日常ではなかなか味わうことが難しい非日常感。
今年は異常に雨が多いので、当館から徒歩5分の場所にある霧がかった幻想的な御射鹿池（みしゃかいけ）も見ものです。
マイカーであれば蓼科高原方面の散策もオススメです。
雨の中をあえて歩いてみる。
（長靴と傘のご用意をお忘れなく）
これもひとつの冒険ですね。
楽しみ方は本当にひとそれぞれ自由です。
思い立ったが吉日。
当館は直前のご予約もお受けしております。
宿泊のご予約はこちらから
公式サイトからのご予約で10％オフです。
スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしております。
